2018年10月21日日曜日

麻雀の細かいルール「流局時のテンパイ宣言」

早速ですが、このような状況を考えてみましょう。


南1局
東家 32200
南家 36000(リーチ)
西家 1300
北家 29500


流局しました。


南家はテンパイです。
東家も何とか流局間際に形式テンパイを入れました。
西家はダンラスなのでなりふり構わず押していましたが、テンパイしているかどうかはよくわかりません。
北家はオリたように見えます。




ここで西家がノーテンだった場合、南家以外にテンパイ者がいると西家は飛んでしまいます。


東家はトップを目指していますが、西家が飛んでしまっては元も子もありません。
連荘しようとテンパイ宣言すると2着を確定させてしまう可能性もあるわけです。




ここで東家は考えました。
「西家がテンパイしていたら自分もテンパイ宣言をして、西家がノーテンならば自分はノーテンということにして伏せよう」
(ツッコミを入れたくなった方、今回の内容はたぶんそのツッコミについてです。もう少し待ってください)




しかし、なんとオリていたように見えた北家もテンパイを入れていました。
北家は2着まで2700差であり、テンパイノーテンの差で逆転し、なおかつ西家がノーテンならトビ終了で2着を確定させることもできます。




以上の状況で、このような事例が起きたとしましょう。
~~~~~~~
南家「テンパイ」(リーチ不発、つかん)
西家「ノーテン」(他に誰かテンパイしてたら飛んじゃうなあ)
東家「ノーテン」(西家がノーテンだから飛ばさないようにしないとな)
北家「テンパイだ。まくって2着で終了だな」

東家「!?じゃあ俺もテンパイ。まくられずに終了。」
北家「そんなん認められるわけないだろ!」

両者「おい、そこの兄ちゃん、何が正しいんだ?」
~~~~~~~
あなたはどう答えますか?




明確な規定がある

そもそもこの人たちは流局時の手順を正しく行っていませんでした。
日本麻雀プロ連盟の競技ルールには、こう記されています。
テンパイの公開は親から順次行う。

東南西北の順番にテンパイ宣言を行っていくと決まっています。
話題のMリーグでも同様です。
また、リーチ者のテンパイ宣言を第一に行うというルールもあるようです。(協会など)
まあリーチ者はテンパイしていることがほとんどなので大勢に影響はなさそうですが。


上の事例では、東家が西家のテンパイノーテンを確認してから自分のテンパイ宣言を行おうとしたところに問題があります。
東家よりも先に宣言をした西家にも問題があるといえるかもしれません。


本来であれば、東家は西家がテンパイしているかどうかを知らない状態でテンパイ宣言をしなければなりませんでした。


そもそもルール違反の順序でテンパイ宣言を行ってしまっており、誰がテンパイしているかが公開されてしまっているためやり直しもきかず、裁定は難しいところです。
私が裁定するなら北家を2着として終了しそうです。




大体の状況であればテンパイしているのに伏せることはありませんが、トビ寸の他家がいる場合や2着やめのできないルールのオーラスなどではありえます。
そのような状況では、本来の規定どおり親から順次テンパイ宣言を行っていくのが望ましいです。


このようなケースに遭遇したら、麻雀のルールに詳しい人(メンバーなど)に
「こういうときって、東南西北の順番のほうがいいですよね?」と確認してからならば、トラブルも減るでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

麻雀の細かいルール「流局時のテンパイ宣言」

早速ですが、このような状況を考えてみましょう。 南1局 東家 32200 南家 36000(リーチ) 西家 1300 北家 29500 流局しました。 南家はテンパイです。 東家も何とか流局間際に形式テンパイを入れました。 西家はダンラスなのでなりふ...