2018年5月24日木曜日

盲牌

お久しぶりです。
晴れの日は半袖でないと暑いと感じる季節となりましたね。

私は麻雀で負けが続いて熱くなっております。

今回は「盲牌」と呼ばれるものについてお話しします。



盲牌とは

盲牌とは、牌をツモってくる動作中に牌の彫りを指で触り、表面を見ることなく何の牌なのかを認識するという行為です。

親指で行うのが普通ですが、中指で盲牌する人もいます。



意味はあるのか

かつては「盲牌できてはじめて一人前の雀士」みたいな風潮があったのかもしれませんが、(推測です)今はこの行為はあまり推奨されていません。

その理由が以下です。


どうせすぐ見る

盲牌したところで手牌の横に置くならすぐ目にするわけで、盲牌する意味がない。

遅くなる

時間をかけて盲牌するなら早く目で見ればいい。

本来見えない牌がわかる

ツモろうとしたら「ポン」の声がかかり牌を戻す……
こんな光景、見たことがあるでしょう。
そのとき、盲牌で本来わからないはずの牌が判ってしまったら、麻雀というゲームの本質に反しているとは思いませんか?


一方、「メリットがある」と主張することもできます。

時間短縮

きわめて短時間で正確に盲牌できるなら、目で確認するまでもなくツモ切りできます。
ツモ切り以外でも、ツモって来るまでの間に牌を認識できるのなら切る牌の選択も少しは早くなるでしょう。

他家から見えにくい

盲牌しなくてもちゃんとツモればいいだけの話なのですが、牌の図柄に親指が添えられているわけなので、少し傾いたとしても他家からツモ牌は見えにくくなります。

本来見えないはずの牌がわかる

盲牌する側からしてみれば、手に入れられる情報は手に入れたほうが得ですよね。
他家に流れた牌を(割と合法的に)知ることができる手段は貴重です。

ただしあまり露骨だとさすがにアウトです。


盲牌で得する人、損する人

明らかな高打点の仕掛けがあり、自分は通したい牌が1枚。
ツモ牌を盲牌すると3枚切れの字牌、上家の捨て牌にポンが入り字牌は高打点の仕掛けをしている他家へ。
ツモ切りかと思われたが、別の牌を手出し。
孤立字牌が手の内にあるのでノーテン確定、通したい牌を通せたのであった。



テンパイして、あとはあがり牌以外をツモ切りすればよい状況。
イキって盲牌でツモ切りをしていたところ、赤ドラもツモ切ってしまった。
ちゃんと見ていれば手の中の牌と入れ替えられたのに。

(なお、赤ドラに丸い刻印がされている場合や、塗料の違いが肌触りの違いとして判る場合、盲牌で赤ドラと他の牌を区別できる人もいます。)


ラシャ盲牌

ラシャとは、麻雀卓の表面のマットのことです。
ここに牌をこすりつけて、何の牌かを当てることをラシャ盲牌といいます。

嶺上牌がなんの牌かわかれば、宮永咲になれるかもしれません。


さいごに

盲牌はイカサマ(積み込み)の技術でもあるので、イカサマを排除しようとしている現代の麻雀ではどちらかと言えば歓迎されない行為だと思います。

それを分かったうえで、(グレーではありますが)他家に流れる牌を知ったり、打牌をちょっとだけ素早くして上級者オーラを出して自己満足したりしている人も大勢います。
私もその一人です。

麻雀牌の図柄は彫られているということ、ポンが入った場合にツモ牌を戻すこと、盲牌がルール上禁止されていない、というリアル麻雀のゲームとしての欠陥がある現状で、この欠陥を最大限に利用するというのも勝つための手かもしれません。
ゲーム性を守りたいなら盲牌を禁止にすればいいだけの話です。

リアル麻雀は欠陥ゲームということですね。
ネット麻雀もラグの存在が欠陥ではありますが。

今回はここまでとなります。
ありがとうございました。

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