2017年10月25日水曜日

雀荘メンバーという仕事 番外編 マナー上級編的な話1

こんにちは。
前回の記事で「メンバーは客の手本」や「麻雀の所作ふるまいがきれいなほうが良い」と書きましたが、具体的な内容は書きませんでした。

山の前出しや河の6枚切り、嶺上牌を下ろすなど、セットやフリーでも守るべきマナーはメンバーはできて当然です。
所作ふるまいがきれい」をより追求するならば、さらに細かいマナーに気を付けたほうが良いでしょう。
メンバーでなくても、「マナーに気を付けたい」という人はぜひ実行してみてください。

マナーというものは同卓者を不快にさせないためにあるものです。
そのことを念頭においてください。
マナーにこだわりすぎて卓内の雰囲気を悪くするのは正しい行為とは言えません。


麻雀を始めるときのマナー

「よろしくお願いします」などと言ったほうが無言よりは感じが良いですね。
メンバーの場合「本走です、よろしくお願いします」と言うよう教えられるかもしれません。


麻雀中のマナー

重要な項目です。

小手返し・牌遊びをしない

マナー表に小手返し禁止と書いてあることも多いです。
小手返しだけでなく、不必要に牌をいじってカチャカチャ音を鳴らす行為は、他家を急かしているように聞こえるため、控えましょう。

カンが2回起きたとき

なぜ最初にリンシャン牌を下ろすかわかりますか?
その牌であがると1役つく大事な牌なので、ポロっと落ちて見えてしまわないように最初から下ろしておくのです。

ということは、2回カンが入ったときもリンシャン牌は下ろしたほうが良いですね。

落牌・落棒

麻雀牌や点棒を卓外に落としてしまうことを落牌や落棒といいます。
この場合、フリーであればメンバーに取ってもらったほうが良いです。
すぐ足元に落ちているなら自分で取ってもよいですが、落ちた場所によっては、拾おうとすると同卓者の手牌が見えてしまうかもしれません。

もちろん落とさないのが一番いいですが、落としてしまったら「落牌/落棒」と伝えれば拾ってくれます。

卓内に点棒を落としてしまった場合、中央の牌を落とす穴に落ちたのであれば放置してると卓の下に落ちてきますが、山や配牌を上げる部分に落ちた場合は、部品に挟まって動作停止するのでゲーム進行が止まってしまいます。

牌のツモり方

牌をツモる動作は、1局だけでも18回程度、半荘1回だけで150回程度繰り返されます。
このときの動作が目障りだった場合、同卓者は1半荘で150回もイライラさせられることになり、その影響は計り知れません。

これに関しては麻雀本を2冊出版した有名な雀ゴロKさんが動画付きでツイートしているのでご覧ください。↓

土田浩翔さんも、土田の麻雀道で「山から手牌の右端へ力を入れずにまっすぐツモる」とおっしゃっています。


土田さんは、相手に対する礼儀などを重んじる「麻雀道」を提唱しています。
特にマナー面においては見習うべきところも多いかと思います。

牌の切り方

牌を切る(捨てる)のもツモと同様、何回も繰り返される動作です。
よく使われる切り方の動画です。↓

無駄な力が入らないように、スムーズな打牌を心がけましょう。
強打気味になると、機嫌が悪く見えてしまいます。
卓内の雰囲気を考えるならば、不機嫌強打はやめましょう。

上の動画の「置き切り」の項目で言われているように、いわゆる「牌離れ」も意識しましょう。
指や手が牌の上にいつまでもかぶさっていると、他家が牌を確認できません。
指が邪魔


置き切りや、最後に親指で押しだす「親指切り」は見栄えも悪く、牌離れも悪いためおすすめしません。

牌の切り方 その2

たまに気になる切り方をしている人を見かけます。
二段階捨て牌とでも言いましょうか。
  1. 捨てる牌を手牌の近くで見せる
  2. その後河まで持っていく
参考動画↓



この動画では手牌の真横に叩きつけてますが、他にも手牌と河の中間に切ってから河に持っていく人や、まず手牌から1枚ぱたりと倒し、それから切る人がいます。
危険牌を切るときに恐る恐る見せてから河の方に持っていく人も多いですね。

これでは、その牌に対する発声をするタイミングがわかりづらくなってしまいます。
自動卓では山を上げる部分がありますが、これよりも前に牌が接地したら捨てた扱いになる、というのが一般的です。
手牌の近くに置いただけでは捨てたことにはならず、発声できません。

恐る恐る切っても牌は変化しないのですから、同卓者を戸惑わせないように普通に切りましょう。

河とは捨て牌を並べる場所のことです。
図柄の上下は意識しなくていいですが、きれいに並べましょう。
少し汚い河

副露について

副露(鳴き)の手順はプロ団体などによって規則が違っていますが、多くのフリー雀荘では
  1. 発声
  2. 鳴くターツを開示
  3. 打牌
  4. 手牌の右に晒す
といった手順になっています。
順番が前後している人も見られますが、メンバーは基本手順を守りましょう。

チー発声は少し遅らせるというマナーもありますが、私はあまりできていない自覚があります。

晒す際ですが、右利きであればターツ開示や晒す動作は右手だけで行ったほうがいいでしょう。
そもそも左手は卓上に出さないのがマナーですから、片手でできることをわざわざ両手ですることはありません。

左利きの人は最後の晒す段階だけ右手を使ってもよいでしょう。
卓の右端まで左手を伸ばすのは窮屈に見えます。

早く切る

メンバーをするならば打牌が遅くならないようにしましょう。
お金を払って麻雀をしている客に対し、そのお金をもらってる立場ですから、待たせないようにするのは当たり前です。
気を付けるべきことは
  • 早くしすぎて急かしてるようにならないようにする
  • 麻雀が雑にならないようにする
  • 代走のときは客がいない間にゲームが進みすぎないよう遅く切ることもある
といったところです。

ある程度ゲームがサクサク進めばゲーム数は増え、売り上げは上がります。
その点でも長考を多用しないのは大事です。

麻雀中の会話

卓内の雰囲気をよくするためには会話は必須です。
その卓内での会話について、雀ゴロKさんが#雀荘メンバーマニュアルというハッシュタグでツイートしていましたので紹介します。


他にも気を付ける点はありそうですが、人は十人十色、システム化は難しいです。
コミュニケーション能力が試されます。

負けている人への対応も大事です。
セットなら煽ればいいし、フリー客打ちなら話しかける必要は全くありませんが、メンバー中は負けている客の機嫌が悪くならないよう努力するべきでしょう。

「今回はついてなかったですね」
「普段勝ってたから揺り戻しが来たんですかねえ」
「たまにはそんなこともありますよ」
などと声をかけることがあります。
麻雀を続行させて売り上げを生み出すために大事です。


最後に

麻雀中というのは麻雀に占める割合はとても大きく、重要な項目であるため記事の大半を
占めてしまいました。
本当は1記事でマナー編を完結させようと思っていたのですが、まだいくつも紹介したい内容が残っています。

次回は、マナー上級編的な話2です。
読んでくださりありがとうございました。

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